オイル質感実験
頭皮のプレシャンプーとして、キャリアオイルが使われることがよくあります。
シャンプーする前にオイルを頭皮に塗り、クレンジングする手法ですね。
効果としては、
- 頭皮の保湿: キャリアオイルは軽いテクスチャーを持ち、頭皮にうるおいを与える効果があります。乾燥した頭皮はかゆみやフケの原因となることがありますが、キャリアオイルの使用により頭皮を保湿し、健康な状態を保つことができます。
- 血行促進: キャリアオイルを頭皮にマッサージすることで、血行を促進する効果があります。適度な血流は頭皮の健康維持に重要であり、毛根の栄養供給や髪の成長を促進することができます。
- 髪の保護: キャリアオイルは髪の毛を保護する効果があります。頭皮にマッサージすることで、オイルが髪の毛に浸透し、保護膜を形成します。これにより、外部からのダメージや熱による乾燥から髪を守り、健康な髪を保つことができます。
- 抗炎症作用: キャリアオイルには抗炎症作用があります。頭皮に炎症やかゆみがある場合、キャリアオイルを使用することで症状を軽減することができます。
- 栄養供給: キャリアオイルには多くの栄養素が含まれており、頭皮に必要な栄養を補給する効果があります。例えば、アルガンオイルにはビタミンEや必須脂肪酸が含まれており、髪の成長を促進します。
こういったものが挙げられます。
私も少し使っていますが、たまにベタつきがあったり、髪質に合わずに嫌になってしまったオイルなどもありました。
髪質や頭皮の状態によって、合う合わないがあると思いますので参考までに、今回はどういった質感なのか、というのを実験してみました。
実験
まずは、同じ人の髪の束を7つ集めます。そして、そこに7種類のキャリアオイルをそれぞれ適量かけて馴染ませます。
左から、ホホバオイル、アルガンオイル、セサミオイル、ココナッツオイル、キャスターオイル、アーモンドオイル、グレープシードオイルです。
これらはヘアケア商品でも比較的よく耳にする方も多いと思います。
これにオイルをつけます。
さらさらしたものもあれば、非常に重いものもあります。
後ほど質感をまとめた表を見ることができます。
そうしたら次は15分後に流します。
最後はエアドライをして、終了です。
そして最後に一週間放置して、質感を見てみます。
結果
ホホバオイル | アルガンオイル | セサミオイル | ココナッツオイル | キャスターオイル | アーモンドオイル | グレープシードオイル | |
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塗布時の重さ | |||||||
流しやすさ | |||||||
サラサラ感 | |||||||
しっとり感 | |||||||
艶 |
あくまで個人的な感想です。
アルガンオイルや、ココナッツオイルは重すぎず軽すぎず、バランスがいいかと思いました。
ホホバ、アーモンド、グレープシードはサラサラしていますが、最終的な質感がパサっとするので、細毛の方にはいいかも知れません。
セサミや、キャスターは乾燥毛の方にはいいのかな?と思いました。しっとりして艶も出るので、良いかと思います。
個人的には質感はセサミオイルが髪が艶がでて、まとまっているように見え、非常にバランスの良いオイルかと思いました。
その一方、塗布時は非常に重くねっとりしているキャスターオイルは、流した後は意外と嫌味のない、しっとりまとまるオイルなので、ほかと混ぜて使ってみる価値があるかもしれません。
グレープシードに関しては、塗布時や洗い流した時に非常にさらさらしており、好感を感じましたが、乾けば軽すぎるような印象もありました。
ぜひ、参考にしてみてください。